くもりときどき小雨。夜も少し降る。
図書館でベビーカーに乗ったラテン系の男の子に見つめられる。
自分が飽きてしまったパンをくれると言いたい素振り。
じっと見つめ返していると
本の検索に夢中になっている母に声を上げて不満を訴え始めた。
「うるさいねぇ」とめんどくさそうな母はさすがに母で
彼のお気に入りらしいバターロールの入った袋を与えるとおとなしくなった。
その後彼は音を立てる袋に夢中で
二度とこちらを見ることはなかった。
今日から三連休。
初日にバターロールの袋に負けてしまう自分の魅力のなさを知らされるとは。
残り二日が思いやられるいささか不吉な始まり。