退屈日記

本や映画、ドラマについて

「『知識の豊富さ』が『センス・オブ・ワンダー』を保証しないことあるいは国家的イベントに翻弄される人々」について

晴れのちくもり。午前中には雨も。

西川有司「おもしろサイエンス 地層の科学」を読む。

「一問一答形式」の内容だとは知らず。 
残念ながらあまり面白くはなく。

「何事かを説明する能力」についてあらためて思った次第。
要は「知識の豊富さ」とは「別物」だということ。

そこに「センス・オブ・ワンダー」を感じさせるものがないと。
あるいは「好きで仕方がない」と思わせるものがあれば。

「他人に伝える」ためにはそうしたものが必要。
「ただの説明」ではダメなのだと確認する。

アルベルト・ロドリゲス「UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班」(’12)を観る。

セビリア世界万博が開かれた92年に至るまでの麻薬捜査班について。
万博が開かれる一方の「現実」を描いた模様。

「検挙率」を上げるための手段がいかにも。
「麻薬に溢れた町」でのイベントのためにいたずらに。

彼らが「犠牲にしたもの」に思いを致したいもの。
「違法捜査」は結局無罪になるのだけれど。

かの男たちが利用もしくは関わった女性たちの行方よ。
「悲劇」をもたらしたのはもちろん彼らで。

「麻薬の売買」をしなければ「生きて行けない現実」があったりする。
「権力による『正義』」が相当にあやしいものであるのも同様。

かくも世は複雑であること。
「単純な割り切り」ではどうにもならないらしいのでよろしく。

わが国のオリンピックのために行われたあれこれが今になって浮かび上がり。
「金儲けが好きな連中のインチキさ」を忘れずに。