退屈日記

本や映画、ドラマについて

「遠い過去の音楽環境を教えてくれる本と『ミステリー』がわかっていない映画」について

くもり。同窓会の誘いが来る。

澤山博之監修・著
「ミュージック・ライフ 東京で1番売れていたレコード 1958~1966」を読む。

国会図書館に通って本書を書いた著者の努力に頭が下がる。
何よりうれしいのは。

当時「インターナショナルな音楽環境があった」のを知ることが出来たこと。
公開された映画の音楽が相当な人気を得ていたこと。

ポール・アンカエルヴィス・プレスリーフランク・シナトラ、リトル・リチャード、
プラターズパット・ブーンジーン・ヴィンセントドリス・デイ、リッキー・ネルソン、

ディーン・マーティンカテリーナ・ヴァレンテテレサ・ブリューワー、
ビング・クロスビーイブ・モンタンキングストン・トリオ、ナット・キング・コール

ニール・セダカ、フランキー・アヴァロン、ボビー・ダーリン、コニー・フランシス
ケーシー・リンデン、フランキー・レイン、トリオ・ロス・パンチョス、

ハリー・べラフォンテ、ブレンダ・リー、ブラザーズ・フォー、ローズマリー・クルーニー
ベンチャーズ、ジョニー・ディアフィールド、ジョニー・ホートン、サム・クック

ウーゴー・ブランコ、ヘレン・シャピロ、ジーン・ビトニー、チェビー・チェッカー、
ダイオン、レイ・チャールズニニ・ロッソナンシー・シナトラ、ヴィンセント・ゴメス、

ナルシソ・イエべス、フォー・シーズンズクリフ・リチャード、ポール&ポーラ、
マーシー・ブレイン、カスケーズ、パティ・ペイジ、ビーチ・ボーイズロネッツ

ボビー・ヴィントン、ビートルズロイ・オービソンルイ・アームストロング
マット・モンローキングストン・トリオ、アストロノーツ、アニマルズ、

シルヴィー・バルタン、デイブ・クラーク・ファイヴ、ローリング・ストーンズ
シャーリー・バッシー、エミー・ジャクソン、ジュリー・アンドリュースなど。

小林信彦片岡義男が喜びそうな内容。
こういう時代があったことを覚えておこう。

邦楽だと山下敬二郎、平尾昌晃、ミッキー・カーチス江利チエミ、小坂一也、雪村いずみ
ペギー葉山浜村美智子伊東ゆかり、エセル中田、中原美沙緒、ジェームス繁田(!)、

マヒナスターズ、東京キューバンボーイズ、ダーク・ダックス、デューク・エイセス
ザ・ピーナッツ水原弘、スリー・キャッツ、松尾和子、守屋浩、アイ・ジョージ

森山加代子、パラダイス・キング、井上ひろし坂本九橋幸夫、渡辺マリ、佐川満男
田代みどり、西田佐知子、バッキー白片、石原裕次郎飯田久彦小林旭フランク永井

植木等赤木圭一郎、スリー・グレイセス、ボニー・ジャックス、尾藤イサオ弘田三枝子
クレイジー・キャッツ、仲宗根美樹、藤木孝、松島アキラ、北原雄二、中尾ミエ克美しげる

鈴木やすし、スリー・ファンキーズジェリー藤尾吉永小百合青山ミチ梓みちよ
園まり、朝丘雪路田端義夫畠山みどり倍賞千恵子、梅木マリ(ナンシー梅木)、

内田裕也越路吹雪、ほりまさゆき、伊藤アイ子、九重祐三子、木の実ナナ、藤本好一、
田辺靖雄岸洋子奥村チヨ寺内タケシとブルージーンズ布施明、ジャニーズなど。

著者の情熱が乗り移ったかも。
「ほとんどビョーキ」なのに変わりはなく。

固有名詞は挙げたのであとはyoutubeの検索をよろしく。
今回は一切リンクなしで。

キム・ソンス「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」(’14)をたぶん再見。

前半の「意味不明ぶり」が長すぎて。
観客は「謎解き」がどうでもよくなってしまう展開。

監督は「ミステリー」について根本的に間違っているような。
いたずらに謎を撒き散らすだけではダメで。

「そういうことね」と徐々にわからせるのが「基本」。
「半歩先」を行かせて「わたしにはわかった」と思わせないと。

それでこそ観客に「自分の賢さ」を味あわせることになり。
他人に語りたくなって「口コミ」が広がる結果につながる次第。

この「仕組み」をきちんとわかっていないとどうにも。
西島秀俊が「主役を張れる存在」だということだけがわかる。