退屈日記

本や映画、ドラマについて

「立場の『左右』などどうでもいいと思わせる人と早期の『独立』を目指した意味を思い出させる映画」について

晴れ。まだ冬の寒さは来ず。

鈴木邦男鈴木邦男の愛国問答」を読む。

愛国心」は「秘するもの」だという指摘に大いに納得した次第。
なぜなら「我こそが一番の愛国者」だとのたまう人々が跋扈するから。

厚顔無恥な輩が増えて久しい現在。
「間違い」を認めて謝るという「当然」が出来なくなって。

「いたずらな自分」を優先して「学習しない」ことも同様に。
あれこれ学べば「人は変わる」。

著者が彼岸へ行ってもうすぐ2年。
こういう「素敵なキャラクター」を生み出す「土壌」を育てたいもの。

伊藤俊也「日本独立」(’20)を観る。

冒頭では袖井林二郎 「拝啓マッカーサー元帥様 占領下の日本人の手紙」が映像に。
吉田茂白洲次郎・正子夫妻、「戦艦大和ノ最期」の吉田満小林秀雄らが登場。

江川悦子の特殊メイクによる小林薫吉田茂にふむふむ。
当時の本物の映像もふんだんに使われ。

敢えてGHQの意向に添い早期の「独立」を目指した吉田ドクトリンを描いて。
それが「何のために行われたのか」を思い出させる内容。

もっとも現実は「拝啓マッカーサー元帥様 占領下の日本人の手紙」のように。
アメリカの属国」になっているということで。

永井荷風の「新憲法成立」に関する感想も出て来たり。
こういう「歴史」があったことは知っておくべきか。

「圧倒的な劣化」の下の現在ゆえ余計に。
三島由紀夫の予言」通りであるのも忘れずに。